ダイレクトレスポンス

ダイレクトレスポンスマーケティングについての話

食品通販のオフライン広告必勝ノウハウとは?

「食品通販の売上アップ」をテーマとしたオンラインセミナーが2022年4月12日に開催されました。

紙媒体広告では、はじめの数か月間は広告費・集客コスト分のマイナスが出るのですが、WEBを使った販路とは違い、その後、リピート顧客からの回収で大きく利益が伸びていくという特徴があるのだそうで、さらに紙媒体のメインの読者層は、60代70代の女性が大半なのだそうで、60代70代の女性の大きな特徴は、ネット検索をしないのだとか。

WEBを使った販路でモノを購入した場合、初回の商品が届いて「福島県産の桃」が美味しかったとなると、福島では他にどんな商品があるのか、桃でいえば、“長野”や“山形”、“山梨”もというように、ネット検索をして他の商品に浮気をすることがよくあるようですが、紙媒体からの購入の場合、初回の商品が届いて商品がおいしかった場合、お客様はネット検索をせず、そのまま高確率でリピートに繋がり、リピート購入が習慣化するようですよ。

つまり、紙媒体で集客する最大のメリットは、ネット検索をしない・リピート率の高いシニア層の優良顧客を新規獲得できることで、いわゆる客単価の高い、顧客生涯価値の高いお客さまが獲得できるのだとか。

また紙媒体のもう一つのメリットとして「〇〇新聞に載っていたから買った」というように、商品の「ブランド力にゲタを履かせてくれる」ということがあり、実際、お客さまから「〇〇新聞に載っていたから信頼して買った」というようなことも多く、商品の魅力に加え、紙媒体の信頼感や安心感という要素から、購入しているお客様が一定数いるのだとか。

ちなみに新聞は、この20年間で部数が約3分の2となり、投下される広告予算は3分の1にまで減っているのだとか。

部数に対して広告予算は更に減少傾向にあり、割安になっててこの割安感は、通販企業にとっては非常に有利な状態で、紙媒体広告、新聞広告は今が買い時なのだそうですが、紙媒体広告がお買い得なのはここ5年くらいだと考えられており、その理由というのが紙媒体のさらなる部数の減少や、WEB媒体へのシフトが加速していくことが予想されています。

一方、紙媒体の読者層であるシニアの人口は4000万人と市場の1/3を占め、金融資産の半分を持っているとも言われており、総務省の人口動態では、現在のシニアの皆さまは20年後も半分以上がご存命で、いまの元気な60代70代のシニアの方は今後も元気に消費・リピートしてくださることが予想できるのだとか。

つまり、顧客生涯価値の高い、リピート率の高い、浮気をしないシニア層が今後20年間は消費してくれる市場がある一方、そのシニア層が見ている紙媒体広告がお買い得なのは、ここ5年くらいなのだそうで、今非常にお買い時である紙媒体広告を活用して、この5年間でしっかり自社のお客さんを獲得されることを勧めているようですよ。