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マーケティングオートメーション市場、2021年から2026年にかけて力強い成長

マーケティングオートメーション市場:世界の業界動向、シェア、規模、成長、機会、予測(2021年~2026年)」(IMARC Services Private Limited)によれば、世界のマーケティングオートメーション市場は、2015年から2020年にかけて約13%のCAGRで成長しているのだそうです。

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レポート

マーケティングオートメーションは、反復的な作業を自動化することでマーケティングプロセスを合理化、ウェブ、テキスト、電子メール、ソーシャルメディアなどの複数のチャネルで多機能なキャンペーンを管理するので、Eメールマーケティング、ランディングページの作成、クロスチャネルでのマーケティングキャンペーン、クロスセル・アップセル、リテンション、Webサイトのパーソナライゼーション、ROI(Return On Investment)の測定、リードジェネレーション、ナーチャリング、スコアリングなどに役立ちます。

これにより、企業は、ROIの最大化、時間とリソースの節約、業務効率の向上、戦略的業務への集中、低コストでの高収益と急成長を実現することができ、その結果、B2B(企業間取引)とB2C(一般消費者向け取引)の両方で、世界中の企業に普及しているのだとか。

急速なデジタル化とビジネスプロセスの複雑化に伴い、マーケティングオートメーションの適用が増加し、中小企業では、マーケティングオートメーションを導入して、販売の調整、プログラムの拡張、顧客エンゲージメントの追跡、パーソナライズされたターゲットコミュニケーションの提供などを行っています。

また、Eメール、ソーシャルメディア、インバウンド、アカウントベースドマーケティング(ABM)への関心の高まりも、市場の成長に貢献していて、さらにヘルスケア業界では、予約フォームを構築し、その離脱を最小限に抑えるためにマーケティングオートメーションが採用されています。

さらに、オンラインデータ量の増加に伴い、銀行・金融サービス・保険(BFSI)業界では、マーケティングエコシステムの変化に対応するために、マーケティングオートメーションの利用が拡大しています。また、人工知能(AI)の導入も、今後数年間の市場を牽引すると予想されます。

世界のマーケティングオートメーション市場は、今後5年間で力強い成長を遂げると予想されています。