キャッチコピー。
たった1行だけなのに、どんな長文よりも消費者に対して影響を与えます。 もともとキャッチコピーというのは、売上をあげるために生まれたもので、どんなに素晴らしいサービスや商品があったとしても、それらは勝手に売れることはなく、キャッチコピーのように一言で「買いたい」「利用したい」と思わせなければなりません。
そして、このキャッチコピー、たった1行を変えるだけで、問い合わせが殺到したり、商品がこれまでよりも多く売れたなんてことは、よくあることなんです。 商品は同じものなのに、このコピーだけで売り上げが変わってくるんですよ!!!
今どきのキャッチコピー
さて、キャッチコピーというのは、まずは商品を買ってもらうために工夫が必要なのですが、じつはSNSが発達した今、商品やサービスの在り方は「買ったら終わり」ではなく、口コミで広げてもらったり、SNSでシャアしてもらったりするということまで考えなければなりません。
これまでであれば、商品やサービスを売って終わり、人の心理をついて購入させてしまえば完結したのですが、これからはその商品やサービスがいいものでなければ、売り上げをあげていくことはできません。
先ほどにもあるように、その商品を口コミで広げてもらったり、シェアしてもらうことがいい方向に働いてくれればいいのですが、あまりに商品が酷かったり、予想していたよりも悪いと消費者が判断してしまった場合、悪い方向へのシェアや口コミで広がっていくということもあるのです。
どういうことをいいたいのかというと、これまでのキャッチコピーは、いわゆる過大広告、商品やサービスをその価値以上に見せかけるような文言で購入へと誘導していたのですが、これからのキャッチコピーは、商品自体の魅力をしっかりと伝えるものとなっていなければ、成功はありません。
嘘やおおげさに表現されたキャッチコピーは、かえって逆効果となるのです。