ダイレクトレスポンス

ダイレクトレスポンスマーケティングについての話

キャッチコピーは重要

キャッチコピー。

たった1行だけなのに、どんな長文よりも消費者に対して影響を与えます。 もともとキャッチコピーというのは、売上をあげるために生まれたもので、どんなに素晴らしいサービスや商品があったとしても、それらは勝手に売れることはなく、キャッチコピーのように一言で「買いたい」「利用したい」と思わせなければなりません。

キャッチ
キャッチ

そして、このキャッチコピー、たった1行を変えるだけで、問い合わせが殺到したり、商品がこれまでよりも多く売れたなんてことは、よくあることなんです。 商品は同じものなのに、このコピーだけで売り上げが変わってくるんですよ!!!

今どきのキャッチコピー

さて、キャッチコピーというのは、まずは商品を買ってもらうために工夫が必要なのですが、じつはSNSが発達した今、商品やサービスの在り方は「買ったら終わり」ではなく、口コミで広げてもらったり、SNSでシャアしてもらったりするということまで考えなければなりません。

これまでであれば、商品やサービスを売って終わり、人の心理をついて購入させてしまえば完結したのですが、これからはその商品やサービスがいいものでなければ、売り上げをあげていくことはできません。

先ほどにもあるように、その商品を口コミで広げてもらったり、シェアしてもらうことがいい方向に働いてくれればいいのですが、あまりに商品が酷かったり、予想していたよりも悪いと消費者が判断してしまった場合、悪い方向へのシェアや口コミで広がっていくということもあるのです。

どういうことをいいたいのかというと、これまでのキャッチコピーは、いわゆる過大広告、商品やサービスをその価値以上に見せかけるような文言で購入へと誘導していたのですが、これからのキャッチコピーは、商品自体の魅力をしっかりと伝えるものとなっていなければ、成功はありません。

嘘やおおげさに表現されたキャッチコピーは、かえって逆効果となるのです。

化粧品・健康食品業界のためのダイレクトマーケティング成功と失敗の法則

化粧品・健康食品業界に特化したダイレクトマーケティング支援を行うクリームチームマーケティング合同会社の山口尚大氏が、2006年から業界に特化し、これまで150社250ブランドにのぼる支援実績の中で得たノウハウや経験をまとめた書籍を出版しました。

化粧品・健康食品業界のためのダイレクトマーケティング成功と失敗の法則
化粧品・健康食品業界のためのダイレクトマーケティング成功と失敗の法則

化粧品・健康食品の通販事業に携わる経営者さんやマーケター必読の本となりそうですね!

今の時代、成功者たちの真似をしているだけでは、勝てない時代であり、さらに成功したことに甘んじていて変化のない組織は衰退していきます。

しかし、ことマーケティングにおいては、顧客への向き合い方や「どのようにしたらモノが売れるのか」という考え方を踏襲しておくことは、時代が変化しても変わることはありません。

この本は、著者がこれまで実践してきた化粧品・健康食品業界特化型のマーケティングの施策を惜しみなく伝えるとともにマーケティングの「本質となる考え方」を紐解いた書籍となっているので、マーケティングに準じている人であれば、読んでいて損はないはずです!

時間のない経営者・マーケターの方がスキマ時間にも読んでいただけるように法則ごとに重要性とキーワードが右上に掲載されており、「時間がないからまずは優先度の高いものから読みたい」「集客に関する記事だけを読みたい」といった読み方もできるようになっています!

見込み客をつかむ

高額商品の場合においては、「確かな情報」がとても重要で、インターネットが普及した現在、お客様は必ずといっていいほど、商品を購入する前に下調べを行います。

ですので、現在の販売方法として「売り込み」というのは嫌われてしまいます。 「無料でお見積りします」「そちらにお伺いさせていただきます」なんて言葉、営業マンからかなり譲歩しているような言い方のように思っているかもしれませんが、お客様からすれば、望んでもいないのにそのようなことをされると、条件反射的に嫌悪感を抱いてしまうもの。

満足感
満足感

そもそも「売り込み」というのはお客様に「買わせる」ための手段であり、お客様からすれば「買わされた」という感覚を覚えてしまいますし、中には騙されたような気分になるような人だっているんです。

せっかくの休みの日なのに、いきなり玄関に押しかけられたり、電話での営業を受けるなんて、気分のいい人がいるでしょうか?

何度も電話をかけてこられたり、わざわざ自宅まで出向かれてしまうのは、迷惑でしかありません。 相手の時間を奪っているということを考えなければなりません。

ですので、商品を買ってもらうためには、いきなり売り込むのではなく、まずは情報を提供するようにしましょう。 まずはその商品を認知してもらい興味をもってもらうようにするのです。

そうすれば、おのずと「見込み客」が生まれてきて、そこから商品を売ることを始めていけるのです。

商品を売るのであれば、まずはお客様の立場になって考えること。

お客様は納得して買い物をしたいのです。